約 33,728 件
https://w.atwiki.jp/lord-8/pages/6.html
【名前】シエル 【コードネーム】SHIEL-LORD-03 【種族】エーフィ 【性別】♂ 【年齢】19 【性格】お気楽でマイペース。 だが、彼の行動は彼自身の立てた緻密な計画により成り立っていると言われるほど計算高い。 双子の弟のシアルには異常なほどの溺愛ぶりを見せる。 【一人称】俺 【二人称】あんたorお前 【三人称】奴orあいつ 【好物】 【嫌物】 【趣味】 【能力】水色の右目を使う事によって、未来を知る事が出来る。 【使用技】 【備考】
https://w.atwiki.jp/midorimidori/pages/15.html
宝石泥棒 4 人が寝静まる夜中。少女が1人立っている。その少女は軽々屋根の上を飛び、 町一番の大豪邸へと向かっていった─────── 宝 石 泥 棒 4 「確か・・・ あそこでしたよねぇー。 警備員は・・・ 7・8人。 ブス婦人の指輪を昼間にとられているのにも関わらず、少し少人数ですねぇ。」 あれ?ブーズだっけ?と首をかしげている少女は そう言って、 屋根の上を走り(飛び)続けていた。 どうやら、あの屋敷に侵入する模様だ。 ある程度 近くの位置まで来た時、 少女は 飛んだ。 警備員がざわつくのをよそに、その宝石泥棒は気の抜けた声でこう言うのだ。 「こんばんはぁー。汚れた宝石泥棒見参ですよぉ。 宝石をお寄越しくださいー」 警備員が銃を抜いた瞬間、泥棒は爆弾を警備員の群れている場所に放り投げた。 ドォン ドゴォン・・ 「宝石を渡してくれなければ・・ そうですねぇ。 貴方たちの綺麗な命を渡してくださいー・・」 ───────────────────────────────────────────── ドアを蹴破り、紅葉は叫んだ。 「敵襲ぅうううううううう!!!!!」 「ぎゃあああ! なんですか唐突に!! 敵襲って!あんた何言ってんですか!!」 楓は驚きながらも、紅葉に対してのつっこみを忘れはしなかった。 紅葉は、こう続けた。 「豪邸、ブーズ一家の屋敷が何者かに侵入されているとな。 宝石泥棒と名乗っている、少女らしいわ。」 「・・・ぶ、部長・・ それって・・・!」 楓は目を見開いた。そして、紅葉と楓はドタバタと屋敷の方角に向かって行った。 宝石泥棒を捕まえるために。 ───────────────────────────────────────────── 泥棒は、警備員を適度に蹴散らし、宝庫へと突っ切るのであった。 負けじと残っている警備員が抵抗するが、泥棒はそれを見ようともしない。 素早くその場を切り抜けるのだ。 パァンッ 「!」 すると その時、泥棒の足下に、一つの銃弾が打ち付けられた。 不意を付かれて立ち止まった。 「やっっぱり あんただったのねー。オセロ事件の時の宝石泥棒!!」 「抵抗せずに捕まりなさい!」 紅葉と楓が到着したのである。 そこで泥棒は顔を上げた。 「オセロ事件・・? あ、あのおじさんですか。1人将棋の。」 紅葉の眉がピクッとつり上がる 「てめっ・・・ 何で知って・・」 「だって私将棋の時もあそこに進入した泥棒なんですよー。 あんな悲しそうに1人将棋をやっている叔父様を、忘れるわけありませんものー。」 きょとりとした顔で、いかにも当然と言いそうな泥棒をよそに、 紅葉はいらだちを押さえられないようだった。 「二度あることは三度ある・・・ってか。悪いが三度目は失敗に終わらせてもらうわよ。」 「あなたたちに私は止められませんよぉー。」 表情を崩さず、とぼけた顔ではっきりと言い切る泥棒。 そして、二回目の口を開いた。 「・・・ふぅ。それより。ブス婦人も手が早いですねぇ。 もう貴方たちまで来てるんですか。うっとうしいにも程がありま・・・」 その言葉を遮るように、紅葉は泥棒に向かって叫んだ。 「ブーズ婦人じゃこのクソアマァアアア!!! あんたどんな間違いしでかしてるの!!どうしたらそんな可哀想な名前を思いつくの!! こんな事聞いたらあのブスババァあんたをただじゃ置かないわよ!・・・あっ やばっ。」 「部長?あれ?部長? 今行った?ブスババァって言いましたよね?ただじゃ済みませんよ?」 楓が冷たい目で紅葉を見つめている。 「ん・・・・んなこと言ってないわよ! ごほんごほん ・・・そ、それより宝石泥棒、今すぐ手錠に腕をはめなさい。 さもなくば・・ 私の銃が火を噴くわよ・・・!」 紅葉はわざとらしい咳払いをした後、目線を泥棒の方へと向け直し、銃を向けた。 楓と同様、紅葉を冷たい目で見ていた泥棒は、その目を戻さずにこう言った。 「・・・正直な人ですねぇー。 さてさて。警備員の人数も増えてきましたし、 私、早めに盗まないとぉー。」 「てめぇ・・・ 目と鼻の先に警察官が居るにも拘わらず、まだそんな事をほざくか。」 紅葉は銃の引き金に手を付けた。 その時、泥棒が上に何かを放り投げた。 「じゃ!私急ぎますのでー。お大事にっ。」 紅葉と楓の上から、前と同じ爆弾が降ってきた。 「んなっ!? また!?」 ドォン ドゴッ ドゴォオオ・・・ 後ろの爆音を聴きながら お大事にと言い残した泥棒は 奥へ奥へと走り進んで行った。 前ページ 次ページ
https://w.atwiki.jp/midorimidori/pages/2.html
メニュー 小説 @連載中 宝石泥棒・2・3・4・5 @読み切り 過去と今 詩 行き場 サム山さん #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ( script type="text/javascript" src="http //js.meropar.jp/merowindow.js?key=680a4b7a17ff3091725c7a4324c383d4" charset="UTF-8" /script )
https://w.atwiki.jp/midorimidori/pages/18.html
@戻る お知らせ 今のところ無し ※リセット
https://w.atwiki.jp/midorimidori/pages/12.html
宝石泥棒1 ある年の 元旦───────── 元旦というだけあって、いつもより忙しそうな住民たち。 ざわざわと騒がしい。 しかし、少し違う ざわざわ もある。 宝 石 泥 棒 大きな立て札には、達筆な文字でこう描いてある。 【警察署】 警察署内に、ドンと大きな音が響き渡った。 「あんの宝石泥棒・・。 寄りによって元旦狙うか!? ハァー・・ 今年始まってから早速仕事だなんて・・。」 横の壁を、己の拳で壊す寸前にした女は、紅葉(もみじ) この警察署 特別隊の部長。 「ぶ、部長ぉ・・ 壁・・・ 壁にヒビが・・・。」 あわあわと慌てる楓(かえで)は、 紅葉の殴った壁をおそるおそる見つめていた。 そんな楓を無視し、紅葉はさっさと話を進めた。 「店主に寄ると、泥棒は女らしい。 顔は隠してなかったが、あまりにも素早くて顔が見れなかったらしいわ。 宝石泥棒を見つけたのはもうとっくに宝石を盗み終えたところらしい。 全体の七割は持って行かれたそうよ。 っていうか・・。 あまりに暇だからって あの店主が暢気に1人オセロやってるから発見が遅れたらしいわ。 馬鹿か。馬鹿だろ店主。 ちょっとは自覚持ったらどうなのよ。」 紅葉はうんざりした顔でがっくりうなだれている。 「ひ、1人オセロ・・・・」 一生懸命笑いを堪えている楓に、 紅葉はゴツンと立派な音を立てた拳を頭にお見舞いしてやった。 「い、いだぁっっ! ・・ そそそ、それより、もうちょっと特徴とかは・・・」 半べその楓。そして不意に ちらりと窓を見た。 「目撃者は、こう言い残した。 髪型は二つ縛りの金髪ロング。 服装が長袖服に、袖の部分の色が灰色よ。胴体部分は紫色みたい。 下はズボンで、上の服の原部分の色と同じ灰色。靴は布製。これまた灰色。 という、きわめて地味な服装ね。 そして所持品は盗んだ宝石一袋・・・」 紅葉の話を聞きながら、窓の方へ目線をそらさない楓。 「おい、楓 話聞いてんのか・・・」 「・・・部長・・ その泥棒の身長って、小柄な感じですか?」 楓はまだ窓の外を見ている。 「ん?ああ。 まあ、そんな感じの情報も・・。」 「それで、屋根の上とか飛んで移動していたり?」 「まぁな・・・ 屋根に飛び移って逃げたらしいが・・。 というか、なんで楓がんなこと知ってんだ?」 不満そうに楓を見る紅葉。 すると、楓がやっと紅葉の方を振り向いた。 「いる・・ いるんですよ。ほら、あのここから二件目の家の屋根・・・。 二つ縛りの金髪で 灰色と紫の長袖服、 灰色のズボン、灰色の布製靴、大きな袋に小柄な体型・・。」 顔を引きつらせながら、楓は確かにそう言った。 「・・・わざわざ警察署の近くに来るなんて・・ いい度胸じゃないのォ・・。 っていうか馬鹿なだけか? んだよ私の周りには馬鹿ばっかだな。 ・・・それより行くわよ楓。仕事だわ。 ・・・・・・・・捕獲ぅうううううう!!!」 「は、はい!部長ぉお!! 待ってくださーーーい!!!!」 二人はドタバタと音を立てながら、賑やかな街をどんどんと走り進んで行った。 次ページへ
https://w.atwiki.jp/midorimidori/pages/14.html
宝石泥棒3 山奥に 人がかろうじて住める程度の小屋から、 小さな小さな声が聞こえてくる。 「きっ・・・ じょ・・ぶ・・ ・・だい・・じょ・・ ・・・きっと・・ だいじょうぶ・・・・─────」 宝 石 泥 棒 3 昼。がやがやと明るい町並みに、 女の悲鳴が聞こえてきた。 「きゃああああ!! 私の! 私のダイヤの指輪がないザマス!」 声をあげたこの女性は、 着飾った洋服に、ぶくぶくとした体型の女性。 どうやら、大切にしていたダイヤモンドの宝石を なくしてしまったらしい。 そこで、後ろにいるお付きの男性がその婦人の機嫌をとる。 「ブーズ様、ブーズ様、 大丈夫ですよ、 あなた様の豪邸に、ダイヤは腐るほどあるではございませんか。」 ブーズと呼ばれるこの婦人は、 お付きの男性をキリリとにらみつけてこう言った。 「いやだ、何言ってるのセバスチャン。 私は曜日事に指輪を変えている 凝り性なのザマスよ。 一つでも欠けたなんて、とんでもないザマス! 今すぐにピンクダイヤモンドの指輪を特注しなさい!」 きぃきぃと鳴いている婦人に、 お付きの男性はおろおろと困った顔をするばかり。 その婦人達が騒いでいる中で、 1人、街を歩いている少女が居た。 その小柄な少女は、薄いピンク色のダイヤの指輪を片手に 何食わぬ顔でその場を歩いていた。 「ふぅ・・。 こんな指輪ごときでギャァギャァ騒ぎすぎですぅ。 しかも曜日ごとに指輪を変えるなんて、図々しいにも程がありますぅー。 ・・・それにしても、可哀想なブーズ婦人。 今日の指輪だけじゃなく、今夜 泥棒に宝庫の財宝全部盗まれるんですからぁ・・・。」 そう呟いた少女は、町をさっそうと歩いていった。 ───────────────────────────────────────────── 数時間後 警察署前。 「はぁ!? 15歳ぃいいいいい!?」 軽い楓の声が、警察署内に響き渡る。 「そ。 元旦のあの泥棒。15歳くらいのれっきとした少女らしい。 出身地不明。住居地不明。家系も不明!不明ばっかりよ! 何なのあいつ。 てんで住んでいるところがはっきりとしないのよ。 解っているのは性別が女だということだけ・・。 名前と年齢もはっきりしないのよね・・。」 紅葉は、不満な表情を隠しきれていない。 いつもになくご機嫌斜めらしい。 楓は首をかしげた。 「ちょ、ちょっと、何ですかそれは? 年齢はともかく、名前は何故なんですか?いくら隠しているからと言って、そんな話・・・」 紅葉が面倒くさそうに楓の方を向いた。 「都合の良い仮名をあちこちで使っているらしいわ。 【ムース】【オリビア】【ノラン】【ルビニカ】【マリ】 ・・・世界中の情報によるとね。それぞれ5つの名前を使い分けてる。 どれかが本名だとは思うけどね。」 「そんな・・・。 このような名前の人なんて どこにでもいそうじゃないですか・・・。」 「だっから探すのに苦労してんだよいい加減気づけえええええ!!!」 「ぎゃああああ!!! なんですかいきなりぃいいいい!!!」 「五月蝿いわね。じゃ、あんたさっさとそっちのほう調べといてよ。 一つでも見つけられなかったらぶっ殺すから。」 そう言って、紅葉はさっさとその場を出た。 まだおびえてる楓に、他の従業員がこうささやいた。 「さっき 紅葉さん、 『あの店主のオセロジジイ 今度は1人将棋やってて宝石の8割をまた泥棒に盗まれやがって』 ってぶつぶつ言ってたけど、・・・楓ちゃん 何か知ってる事ない?」 その言葉を聞いて、 楓は 紅葉が血相変えてオセロ店主のところに行っているところが目に浮かんだ。 ああ、だからいつにもまして機嫌が悪かったんだ・・と 納得までしていた。 「はぁ・・・。 まったく 部長は。」 大きなため息をついて、 楓はさっさと宝石泥棒の事を調べていった。 前ページ 次ページ
https://w.atwiki.jp/kimituki/pages/5.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/kimituki/pages/7.html
動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
https://w.atwiki.jp/kimituki/pages/2.html
メニュー トップページ プラグイン メニュー メニュー2 @ウィキ ガイド @wiki 便利ツール @wiki 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/kimituki/pages/3.html
更新履歴 取得中です。